ぶろぐ

実験Bのまとめ

実験Bについて思うこと

実験Bも2回終わって電池再レポ(単位書き忘れ)とコロイドでS評価もらったので自己肯定感高めつつ振り返ってみたい。(電池の評価はわからない、コロイドはSの人だけ教えてくれた)

どちらもコピーを取るのを忘れているので配布予定はないけど写されたくないし、これからも配布予定はないかもしれない。ただ評価の基準に不服な人もいるだろうし、担当教員によって評価の基準が異なっているという話も実験A 同様に聞くので自分の曜日(木曜日)で正しいとしてもほかの曜日に適用されるとは思えないし.... 

とにかくあんまり真に受けないこと

 

さて、電池についてはS評価をうけたレポートの形式に沿って自分なりの考えを当てはめただけで真に自分の考察ができたとは言えなかったと思う。考察する項目から考えるのが実験Bでは必要になってくるのでそこが実験Aと異なってくると思う。

そもそも実験Aでは不確かさなどの計算を正しく行い、定量的計測が正しくできることに主眼が置かれ、評価もそこが中心であったと思う。一方で実験Bの結果を記述することは容易である以上評価は相対評価なので(絶対評価を公言していたとしても絶対評価できる人間なんているの?)それ以上のものが要求され、結果として考察での戦いになるはずだ。

コロイドでは過去レポはB評価だったらしく実際にここ違うかなってとこもあったので化学の新研究を見ながらそれぞれの現象について詳しく考察していくとよいのではないかと思われる。

人から聞いた情報では、ブラウン運動の考察に必要なキーワードとして「熱運動」「水分子」「衝突」だったかな?のキーワードが必要らしい。

考察で陥りがちなミスとして参考書などで調べた一般論の列挙はNGということでここから自分の考えにつなげればよいと思うがそうでないときは気を付けたい。

何がS評価の理由となったか正直わからないのでコロイドの考察事項を列挙したい。

1. コロイドの調整

ここではあまり大した考察はしておらず、加水分解の式と色の変化から確かに反応を確認できたとかくらい。

2. 透析

 透析を繰り返すと一回目の透析水と二回目の透析水で白濁の度合いが大きく異なったのでこれについて疑似定量的に考察した。またこの中で透析の原理そのものにも言及した。

3. 電気泳動

この実験で時間がなかったので15分のところ6分で行ったので十分な結果にならないと思っていたが短い時間でも反応が見られたことを書き、正コロイドであったことやなぜ透析水を入れたか、コロイドの持つ吸着という性質に言及し考察した。

4. 凝析

凝析価から一価のイオンと二価のイオンでは凝析に必要なモル数がかけ離れていることがわかるはずだ。これは凝析の性質を考える上で重要なポイントであると思われる。

イオンによって電気的に平衡となって沈殿するわけではないが、ではなぜか?

このテーマではシュルツハーディの法則やDLVO理論を調べて書き、このことだけではないことについても言及したがDLVO理論については言及し調べた事実だけを示し、なぜ凝析がDLVO理論だけで説明できないのかやそれ以外の原因として何が考えられるかなどの考察までは行っていない。

参考書などによって調べただけの一般論は評価されないことに注意。

5. ブラウン運動の観察

上でも述べたが「熱運動」「水分子」「衝突」というキーワードでブラウン運動の原理について書けばよいのでは。また考察中ではなぜ観察されたブラウン運動が活発でなかったかについて2つ述べた。これはブラウン運動の性質を調べればすぐわかるが、その一つとして温度の問題を上げた。水分子の熱運動の衝突によってブラウン運動をするならば温度を上げれば運動は活発になることが推測されるが、それが正しければ温度を上げればブラウン運動も活発になるはずである。これは逆に観察されたブラウン運動が活発でなかったことを示せる。より厳密にいえば冷却もあればよい。

ちなみに活発でなかったもう一つの原因はコロイドの大きさによるものだと考察した。

6. チンダル現象の観察

 実験では食器用洗剤のチンダル現象を観察できなかった。したがってこのことについて考察。洗剤に含ませる界面活性剤がミセルを作りこれがコロイドとなるがこれは他より低濃度下では非常に小さなコロイドで可視光などを考えると見えないのは仕方ない?

ガバガバ理論だと思うのでこの辺についてちゃんと調べて書ければいいんだろうなとは思った。そのほかについてもなぜ観察出来て観察できなかったかはしっかり書いた方がいいと思う。

 

全体としてできる限り考察事項を述べるに留め、実験Bの趣旨に反しない形で電通大生の負担を減らせるように書いたつもりだけど実際「化学の新研究」みればコロイドに関しては全部書いてあるし、大した内容じゃないと思う。ただ、感覚的に正しいと言えて、一見誰でもそうだといいそうなことでも一応(概算的に)数式に直してみれば確かにその通りなんだなと説得力を与えられるのでおすすめ。